先日10年勤めた広告会社を退職した
ミスサタです。
志を共にする仲間4人と鎌倉に小さな広告会社をつくり働き始めて2ヶ月。
会社の大きさも仕事の流れもそれまでと勝手が違うので最初は戸惑いましたが、
徐々にその環境にも慣れてきました。
小さな会社ゆえの難しさはありますが、
大きな会社ゆえに感じていたストレスは明らかに減りました。
無駄に長い会議とか、
化石のような古いルールとか、
嫉妬にまみれた人間関係とか。。
そういうものからストレスフリーになるだけでだいぶイキイキできるもんです。
余計なことを考えなくていいからアイデア出しやデザインに集中できるし。
本来やるべきことがキチンとできるって、
単純だけど幸せなことなんですね。
でも、他にもストレスが軽くなった大きな要因があるんです。
それは、
通勤時間が減ったコト!
通勤時間=ストレスですからね。
環境が変わったいま、その有り難さを実感しています。
これまでは往復2時間20分
いまは往復40分。
一ヶ月(22日勤務)で考えると、通勤時間だけで約36時間の差なので、
1.5日分の時間ができたことになります。
年間に換算するとなんと、
18日!!
(改めて計算してみるとスゴいな。。)
ある転職サイトが首都圏のサラリーマン583名に実施したアンケートによると、
最も多い通勤時間は「60〜69分」で、全体の20%、次いで「50〜59分」、「70〜79分」と続くようです。
さらに、95%の人が「電車で何らかのストレスを感じている」と答えたそうですが、
1位「満員電車・混雑」
2位「乗降時に出入口から動かない輩」44%
3位「他の乗客のにおい」
という結果だったようです。
このストレスの内訳、よくわかります。
本当、電車の中ってストレスの宝庫ですよね。
私が利用していた東海道線は利用客数が多い路線なので、ラッシュ時は猛烈に混雑するうえ、本当に色んな人がいました。
※ちなみに日本の「満員電車乗車率ランキング」7位。
酒に呑まれた老若男女。
呑まれすぎてリバースする老若男女。
いきなりキレる中年。
応戦してキレ合う中年。
ムィルク!(milk)と大声で
発音練習を繰り返す学生。
音漏れギャル。など、
それはそれはアバンギャルドな方々が多数いらっしゃいました(笑)
東海道線の駅間は地獄のように長いので個性豊かな方がいると相当苦痛。
混雑だけでもストレスなのに、そこにアバンギャルドなトッピングが加わると、ストレスはみるみるMAXに近づきます。
まぁ、3位の「におい」に関しては、私も溢れんばかりの「加齢臭」をお届けしていた疑いがあるので、微妙なところですが。。
目次
【実感】通勤時間は短ければ短いほど良い!
2015年に、イギリスの心理学者によって発表されたある研究結果を知っていますか?
通勤ラッシュ時の満員電車のストレスは、
臨戦態勢に入った戦闘機のパイロット並み
死と隣り合わせの状態と一緒のレベル!
そんなストレスだらけの通勤時間なんて、短い方が良いに決まってますよね。会社に到着する前に心身ともに疲弊してしまえば、良いパフォーマンスも発揮出来ません。
テレビで活躍している「今でしょ!」のあの先生も、通勤のストレスを考慮して、若いうちから多少無理をして会社の近くに暮らしていたようですが、私も通勤時間短縮による良い効果をハッキリと実感できています。
メリット1:子供とのコミュニケーション増加
これは自分にとっては非常に大きい変化です。
いってらっしゃい!また明日ね!が、
いってらっしゃい!また夜ね!になりました。
つまり朝しか子供と会話ができていなかったのが、通勤時間が圧倒的に短くなったおかげで、子供が寝る前に帰宅出来るようになりました。
我が家には2人子供がいますが、その日にあった事をその日のうちに聞く事ができるようになったので「今どんなことを考えているのか?」とか「何が起きているか?」をしっかり把握できるようになりました。
メリット2:奥さんの機嫌もよくなった(かも)
相手の態度は自分の態度の鏡とよく言われますが、きっと通勤時間が短くなってストレスもなくなった分、じぶんの態度も柔らかくなっているのでしょう。奥さんの機嫌も(心なしか)よくなりました。
これまでは子供の寝かしつけと同時に寝ちゃっていたので「朝だけ夫婦」のような感じでしたが、最近はよーく話しをします。
毎月の小遣いで生き延びている私にとって、奥さんの機嫌をキープする事は
「ライフライン」
のようなものなので、嫁孝行できる時間が増えたのもメリットの一つです。
もっとも、奥さんのマシンガントークに付き合うことも増えたので、違った意味でのストレスも増えてそうですが。。
先日、外出先で奥さんが貧血で倒れた際もすぐに駆けつける事ができました。
こういうことができるのも、職場が近いことのメリットです。
デメリットも
通勤時間が減ってストレスが減ると、良い効果だらけなのは実感していますが、デメリットもあります。
ただしこれは職業と性格が関係しているので、全く参考になりませんが、、
その1:広告ウォッチングができない
どうでもいいですね。。でも職業柄いろんな広告を意識的に見ているので、これは自分にとってはデメリットです。
渋谷駅や品川駅は、広告の見本市のような場所なのでインプットの量が明らかに減りました。
その2:かわいい子に出会うチャンスが圧倒的に減った
ゴリゴリのおっさんですからね。
出会ってどうこうってことを期待してる訳じゃないんです。でも、キレイなひと、かわいい人を見るとやっぱテンションがあがるじゃないですか。
なのでこれが減ったのは正直ちょっと寂しい。。
なんて、強引にデメリットを見つけてみましたが、圧倒的にメリットが大きいです。
在宅ワークやシェアオフィスなど、職住近接が少しずつ浸透してきている昨今、ストレスでしかない通勤時間を減らすってのはストレス社会を生き抜くための手っ取り早い解決策のような気がします。
少しでもストレスを減らして、本当にやりたいことにキチンと向き合えるようにしたいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
では!
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