醤油差しの液だれが無くなったら、
人生が少し豊かになるんじゃないのという話です。
わたし、無類の大豆ファンなので、「好きな調味料」といえば醤油になっちゃうわけです。目玉焼きはもちろん、カレーやチーズにもかけちゃうほどの醤油狂いで、「醤油を差す機会」も自ずと多くなるわけなんですが。。醤油差しの
液垂れはするわ固まるわ。
という問題が、もはや目をつむれないレベルに達してしまいました。これでは大好きな醤油をかける度にイライラして、醤油どころか大豆もろとも嫌いになりかねないので、買い換えてみました。
これまで我が家で愛用していたのはこちらです。
醤油差し界のスター、「白山陶器のG型しょうゆさし」です。50年以上売れ続けている超名品です。どんな食卓にも馴染むし、「わたしは目立たなくてもいいんです。。」とでも言うような「名脇役感」がいかにも日本的で大好きだったんですが、使い方がよくないのか、環境が良くないのか、まぁそこそこ液だれするんです。
困ったなぁと思ってたんですが、もっと困っていたことが、
注ぎ口部分に醤油が固まっちゃうこと。(↓)
使用後、注ぎ口をこまめに拭けば良いのでしょうが、なかなか面倒くさくて、次回使うときにはカッピカピに醤油が固まってしまっており、そのたびに、
出ないし(怒)
となってしまいます。私よりも料理する奥さんは尚更イライラが募っていたようで、最近では常に、固まらないように注ぎ口に爪楊枝が刺さっていました。。
このデザインが好きで購入し、それなりに愛着も持っていましたが、口に楊枝をブッさされている姿を見るのが辛すぎて、こちらを購入してみました。(↓)
イワキの蓋付き醤油差し S KT5031-BK です。(576円)
店頭の商品横にあった、キレが良くて液垂れしにくい!
というpopを信じてみる事にしました。「液垂れしない」と言い切らない正直な姿勢と、眩しすぎる店員さんの笑顔が決め手です。
イワキの蓋付き醤油差しのキレの良さったらない!
頭の回転、言葉、スライダー、カーブ、
この世の中、「キレが良い」ことが正義とされているものって結構あります。醤油差しも例外ではありません。説明書にもこのとおり、
「キレがいい!」と2箇所も!!
キレのよくない醤油差しに慣れていた分、期待が高まります。早速醤油を入れてキレを確かめてみます。
この4枚の静止画でどれだけ伝わった方は分かりませんが、4枚目の「ピタっ!」が全てです。
本っ当に、キレがいい!!
店頭POPと店員さんの笑顔を信じてよかった。
これは素晴らしいキレ具合です。何度やっても気持いいくらい液垂れしません。
ここで注目してほしいのは3枚目です。徐々に出る量を少なくしたときの写真ですが、注がれている醤油のラインがだいぶ細くなっていると思います。何が言いたいのかというと、、少量しかかけたくな場合、ドバァーーっと出過ぎる事もなく、安定して注ぐ事ができるんです。地味な部分ですが、注ぎ口の作りの良さが素晴らしい。
衛生的なところも素晴らしい!
液ダレしないということで、既にこの商品は私と奥さんの悩みを解決してくれましたが、もうひとつ、衛生的なところも特筆すべき点です。醤油を入れるボトル部分、注ぐノズル部分、パッキン、蓋とすべて分解できるんです。こんな感じです。※写真はパッキンが外れていない状態
本体部分も口が広いので、スポンジでしっかり洗えます。そして、この商品は耐熱ガラスでできているので、120°Cでの煮沸消毒もできちゃいます。(蓋はNGです)
ノズル部分に醤油が固まってしまう問題は、これからの使用で様子をみていきますが、蓋がついていることで、ホコリの侵入や鮮度のキープに一役かってくれそうです。
デザインは、ね。。
白山陶器と比べると、どうしてもデザインでは見劣りしてしまいます。。まぁその点は機能と衛生面とのトレードオフでしょうか。。
まとめ
本当は、、MOMA storeでも販売されている「The 醤油差し」とか、デザイン的にも機能的にも良さそうだったんですが、醤油差しに4,000円近くはちょっと。。
出典:MoMA公式オンラインストア
大豆と醤油を嫌いになりたくないことと、奥さんの機嫌がこれ以上悪くなってほしくないという購入理由でしたが、結果的にこの買い物は大正解でした。アマゾンなどのレビューを見ても、「コスパがいい」とか「ビックリするほど液ダレしない」とか「丸ごと洗えていい」など、だいぶ人気のようです。
サイズは小さめのSサイズを購入しましたが、ボリューム的にも衛生的にもこのサイズが丁度いいと思います。(ちなみに家族4人)
醤油を差すたびに液だれでイライラしている方、注ぎ口に爪楊枝が刺さっている方(いないか)、この醤油差しはほんっとオススメです。
では!
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