どーも、ミスサタです。
今日は自転車のお話。
最近どうにもこうにも「e-bike」が気になってるんです。
e-bikeとは、つまり「電動アシスト自転車」のことです。
なぜか?
それは一言でいうと、
イケてる高性能な機種が次々出てきているから。です。
日本国内での電動アシスト自転車っていうと、
いわゆる「子乗せタイプ」や「ママチャリ」がほとんどでした。
一部スポーツタイプのモデルもありましたが、
どうもデザインがパッとせず、購入する対象にはなりませんでした。
そんな中、自転車パーツ世界最大手のシマノが、ヨーロッパで先行販売していた
電動アシストユニットの日本展開を発表しました。
e-bikeを取り巻く環境が少しずつかわってきて、
日本国内メーカーに限らず、外国の大手メーカーも
日本市場に向けたモデルをバンバン投入しようとしています。
巷では2018年は日本におけるe-bike元年か?なんて騒がれていますが、
現在わたしが今一番気になっているモデルがコチラ。
目次
グッドデザインなBesvのPSA1は性能も走りもグッドだった!
自転車王国台湾のメーカー、Besv(ベスビー)のPSA1※というモデル。
メーカー希望小売価格:185,000円(税抜)
※2014年にグッドデザイン賞BEST100を受賞した人気モデル「PS1」の
エントリーモデル。カーボンフレームからアルミに変更されていますが、
店員さん曰く、「走りはこっちの方がいいかも」とのこと。
初めて見たとき、
私が知っているアシスト自転車はなんなんだろう?と思うほど
その洗練されたスタイルに度肝をぬかれました。
ちなみに、車体の中心にある三角形の部分がバッテリーです。
ママチャリタイプのような、取ってつけた感ゼロ。
完全に車体と融合した素晴らしいデザインです。
しかし、素晴らしいのはデザインだけじゃなく、その性能も。
なんとこのPSA1、4.5時間のフル充電をすれば
最長で90km走れます。
これはスゴいことですよ。
妻の乗るパナソニックのギュットアニーズ(子のせタイプ)は最長で60km。
60kmでも「スゴいじゃん」と思っていたんだけど、
余裕で越えてきました。
しかも、デュアルサスペンション(衝撃を吸収してくれる)を装着しているので
乗り心地も良さそう。
これは乗りたい。乗りたすぎる。
近所で試乗できるお店を調べると、湘南T-SITE内にある
「モトベロ湘南」というお店があるらしい。
家族を巻き込みクルマで直行。
あった。。
モニターで見るより実物で見る方が100倍いい。
「買うなら白かな」なんて勝手に思っていたけど、
実際見ると黄色もかなりいい感じ。
店員さんを見つけて試乗をお願いすると、
お店の外に用意されていました。
カゴついててもかっこいいじゃん。
噂のバッテリーユニットはこういう感じ。
近くで見ても、完全にデザインの一部ですね。
店員さんからギアチェンジの説明を受けます。
ギアはシマノのAltus 7Sというものを装着。
7段変速です。
さて、いよいよ試乗です。
湘南T-SITEは住宅街に隣接していますが、
一定のブロック内を「飽きるまで走って良いですよ」とのこと。
乗って実感① スムーズな発信と申し分ないアシスト感
アシストは3段階+必要に応じて自動でアシストしてくれる「スマートモード」がつきます。
走り出しは「1」で発信。
おぉ、、何のストレスも感じない超スムーズな発信。
妻のギュットアニーズの「急激で割と危ない加速」と比べると何とも自然です。
アシスト機能が働くのは時速23kmまでらしく、
スピードに乗った23kmを越えると自力走行になります。
試乗コースはほぼフラットなので、アップダウンがある中での乗り味はわかりません。
でも、走行のクオリティについては、
このレベルで乗るにはほとんど嫌なところがありません。
乗って実感② モニターのUIデザインがみやすい
走行時のすべての情報が表示されるモニターはこんな感じです。
各情報が大き目にレイアウトされていますが、
決してゴチャついている印象はなく、
シンプルで直感的にわかるインターフェイスです。
ちなみに、試乗したのは午後3時くらいでしたが、
反射など、視認性も全く問題なし。
乗って実感③ 乗り心地も含めてグッドデザイン
乗る前からわかってましたが、
やっぱりこの自転車のデザインは素晴らしい。
でもここで言うデザインの良さは、
走りも含めた部分。
具体的に言うと、前後に装備されたサスペンションの働きがすごくいい。
特に私が感心したのはリヤサスペンション。
写真真ん中の黒い部分がそれです。
あえて舗装された道路を外れて、少し段差を走ってみましたが、
このリヤサスの仕事は素晴らしい!
あらゆるショックをマイルドにいなしてくれます。
普段乗っているクロスバイクにはサスペンションがついていないので、
サドルよりも下でショックを吸収してくれる乗り味がなんとも新鮮でした。
グッドデザイン賞は、単に「見た目」だけが良くても評価されませんが、
この自転車の場合、革新的な技術とプロダクトの完成度。
そして、それらが生み出す走りの良さがトータルで評価されたのだと思います。
あえて気になったこところを書いてみる。
15分間ほどの試乗では、致命的にダメな部分は見つかりませんでしたが、
あえて何かあげるとすれば、、
一つは、「サドルの出来」でしょうか。
短い時間の試乗でしたが、ちょっとケツが痛い。。
単に形があっていないといえばそれまでですが
サイズとクッションにもう少し改善の余地がありそう。
もう一つは、23kmを越えたあとのスピード感。
このサイズでは十分早いスピードが出ていると思いますが、
現在ロードバイクやクロスバイクに乗っている人が乗り換えた場合、
「もうちょいスピード出て欲しい」と思うはずです。
まぁ、サドル問題に関しては、好きなサドルに替えればいいだけですし、
スピード問題にいたっては、そもそも速さを求める人は
この機種を選択しないはずなので、
全くもってマイナスなポイントではありません。。
まとめ
試乗してどうしようもないくらい惚れ込んだ時の為用に、
一応クレジットカードを持って行きましたが、
購入には至りませんでした。
そもそも勝手に買ったら嫁の逆燐に触れてしまう。。
試乗して素晴らしい商品だなと実感しましたが、
私の乗り方として、もう少しスピードが出て欲しいのと、
冒頭で述べたとおり、今年は「e-bike元年」になるかもしれません。
各メーカーから今後発売される、
様々なモデルとたっぷり比較検討した上で決めたいと思いました。
気になるe-bikeがあったらまたレビューしたいと思います。
ここまでお読みいただき、
誠にありがとうございました!
では!
コチラもあわせてどうぞ。
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