パチューカデビュー戦ゴールの本田選手にシビれた話。

持ってる男。

ブレない男。

ビッグマウス。

逆境フェチ。

サッカー日本代表の本田圭佑選手が
新天地でのデビュー戦で
見事ゴールを決めましたね。

いつも見ているサッカーキングで
そのニュースを見たとき、
驚きと嬉しさと、
それとある種「やっぱりな」と、
妙に納得してしまう、
変な感覚になったんです。

デビュー戦のプレッシャーは半端じゃない

プロサッカー選手じゃないんで
知る由もないけど、

移籍して初っ端の試合って、

吐き気がするほどのプレッシャー

なワケじゃないですか。

外国のリーグに参戦する日本人は
「助っ人」ですからね。

熱狂的なサポーターは
厳しい視線と、ビンビンに膨れた期待を
全て彼に向けてるワケです。

ましてや彼は、世界的なビッククラブで
パチューカよりも遥かにレベルの高い

元ACミランの10番

っていう大きな看板を背負ってる。

普通の人じゃ重圧で圧死すら
しかねないこの状況。

でも、普通に結果出しちゃうんだもん。

後半73分に途中出場すると、
カウンターのボールを受けて
ドリブルしたと思ったらそのまま左足一閃。

ゴール右隅に突き刺し、
チームを勝たせちゃうワケです。

試合後のインタビューでは

「まぁ、感覚です」

だって。
本当すごいよ、あなたって人は。

デビュー戦でゴール、
ホッとして嬉しいはずなのに
このコメントだもんね。

自分サイズで考ると、、

鳴り物入りで入った会社で
「どうなのよ、彼、できるの?」みたいな
プレッシャーをビンビン受けながら、
涼しい顔してプレゼンに臨んで
当たり前のように仕事を決めてきちゃう。

すごいじゃん、さすがだね〜。なんて
同僚に言われようもんなら、

感覚かな。

みたいな感じってことだよね。

格好良すぎるって。
死ぬほど格好良すぎるって。

10コも下なのに
憧れに近い感覚すらある。

ちなみに、他のデビュー戦はどうだったのよ?
って気になったので調べて見ました。

2005年のJリーグデビューは
高卒ながら開幕スタメンで1アシスト記録。

2008年、オランダのVVVフェンローの
デビュー戦は無得点。

2010年、ロシアのCSKAモスクワでの
リーグ開幕戦は1得点。

2013年、イタリアセリエAの
ACミランのデビュー戦では
バー直撃のシュートを放つも無得点。

って感じ。
デビュー戦では必ずしも得点を決めてる
ってワケじゃないけど、
4年前に日本をブラジルW杯に導いた
ど真ん中PKだったり
2度のW杯の初戦での得点など、
目立つ試合でバンバン活躍してるから

「本田ならやってくれるでしょ」って

期待感が他の選手よりも高い。

今回のデビュー戦ゴールを知った時に感じた
「変な納得」は、こういうイメージの
積み重ねから来てるんですね。

それにしても。。

ACミランでは、

「エースナンバーの10番くれ」

と要求してみたり、
自分の逃げ道をどんどん無くして
どんどん高いハードルを設定していく。

そんでそれをクリアしようと
努力する自分を楽しんでる。。

いやはや、逆境フェチみたいなもんですね。

豆腐メンタルの40のおっさんには
到底理解できないけど
同じ日本人として誇らしい。

今後も本田選手の活躍に期待です。

では!