【なるほど広告シリーズ】こういう広告をデザインしたい。

どーも、ミスサタです。

わたくし、普段は広告会社の
アートディレクターとして、
毎日イソイソと広告制作をしている訳ですが、
日々まぁまぁ忙しいんです。

そんなまぁまぁ忙しい日々が
そこそこ続いて疲弊してくると、
広告業界を目指した時に抱いた、

「いい広告つくりたい」。
「いいデザインつくりたい」。

って気持ちがミジンコ程のサイズになり、
「ラクしたい」って気持ちに
完全に支配されちゃうんです。ダメ人間ですね。

世界の広告アイデアはスゴい。

そんな時はきまって、
海外の秀逸な広告事例をみて、
モチベーションに火を灯し直すわけです。
スゲーなー、いーなー、
悔しいなーと。

この感覚、
いわば広告中毒みたいなもので、
きっとお分かりいただけないと思います。

広告業界の人ならまだしも、
ほとんどの人にとって
広告って、基本ジャマなものですからね。

スマホをみているとき、
広告がたくさん表示されると
イラっとしますよね?

雑誌を買っても、
わざわざ好んで広告なんて見ませんよね?

わかります。

でも!
広告ってそういう人たちを振り向かせる、
あるいは記憶に留めさせるために、
いろんな大人たちがめっちゃ頭使って
絞り出したアイデアでできてるんです。
(大抵の場合は)

コピーライターやアートディレクターなど、
すべてのスタッフを統括するクリエイティブディレクター
(カタカナばっか)のもと、
ある程度の方向性を決めてから、
ありとあらゆるアイデアを出し合って、
アイデアの形を作っていくんです。

「これ、くっだらね〜」とか思う広告って
よく目にしますよね。
でもそういったアイデアも、
いい大人達が真剣に真剣に、時には
ケンカ腰になりながら生み出したアイデアだったりします。
(大抵の場合は)

せっかく、ある種の自分独自のメディアである
ブログを開設したので、
世界中から見つけた「ステキ」で「なるほどな」な広告を
どんどんシェアしていきたいなと思います。

そんなわけで、重めなものと軽めなもので

「グっ」ときた広告を
紹介してみたいと思います。

まずはこちら、コレみてください。

出典:adsoftheworld.com

これはカナダで展開された広告なんですが、
見ている人に何を伝えようとしているのか
分かりますか?

ちょっと難しいですかね?
英語なので尚更難しいと思いますが。。

どれも味わいのあるイラストレーションで
描かれたキレイなカナダのポスターですが、
絵を良くみてください。

1枚目はキレイな風景画ですが、、
よーくみると「FOOD BANK」に並ぶ、
食べ物を求める人々の列が見えますね。
下のメッセージには、
「カナダの家庭のうちの1/8は
食糧難と闘っている。」

続いて2枚目。
こちらも高台から町を見下ろした
爽やかでよく描かれた風景画ですが、、

よく見ると家を出て行く一家が。
メッセージは、
「毎年23万5千人のカナダ人が
ホームレスを経験する。」

そして3枚目
カナダらしい大平原を描いた景色の
真ん中には、小さな家。
そしてリサイクルショップのトラック。
下のメッセージには
「10分の1の家庭は貧困のもと生きている」

少し重めなテーマすぎました、、
結局これは「Salvation Army」(救世軍)の
啓蒙ポスターな訳ですね。

共通のキャッチコピーには
こう書かれています。

Where poverty isn’t always easy to see.
(貧困はたいてい分かりづらい)

この日本語訳、完全に正解ではないと思いますが、
ニュアンスはこんな感じだと思います。
一見カナダの観光ポスターにも見える
キレイなイラストの中に、
よく見るとカナダが抱える
深刻な社会問題がしれっと描かれています。

ストレートに、
「カナダの社会問題はスゴいんです」と言われるより、
こうした表現のカラクリを持つ広告の方が
一瞬でもそのコトについて
考えさせられたりしませんか??

続いてちょっと軽めなこちら。

これ、右下に答えがありますが、
最初、何の広告だか分かりませんでした。。

このシチュエーションで、
絶対にあり得ない表情をしているのは、
思わず頬をくっつけたくなる程の
いい香りと肌触り。
そうです、これは「柔軟剤」の広告。

これまた正解が分かった後に
ちょっとジワジワきませんか?
なるほどなと。

外国、特にヨーロッパにおいては、
優れたアイデアにキチンとお金を払う。
という文化がしっかりと根付いてて、
こういったユーモアのあるクリエイティブ表現が
可能なんですね。

優れたアイデアを的確に表現した
素晴らしいクリエイティブ。
こういうもの見ちゃうと、自分も
また夢見ちゃうわけです。
自分もいつかは!!!って。

まぁそう思ってから、
かれこれ15年近く経っちゃってますがね。。

またナイスな広告があったら
シェアさせていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

では!!

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